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製造現場の改善 ② ~3Kとは言わせない!~【Vol.006】

皆さま、こんにちは。

福岡県中小企業振興ンセンター専門家派遣アドバイザーの林です。

 

今回も前回に引き続き製造業の現場改善にスポットを当てます。

前回は製造現場のQCD改善ために5Sが重要であることを述べました。

 

もちろん、製造業の皆さまは当然5Sを実施していると言われることでしょう。

しかし、一方でせっかく作った5Sのかたちがすぐに崩れてしまう、定着しない!というお悩みを抱える経営者、責任者(工場長など)の方々も少なくありません。

 

《5S活動を成功させるポイントは次の3点です。》

 

  ・経営者をはじめとして、全社をあげた全員参加の活動とすること

  

  ・徹底的にやること(「当社のレベルだったらこれぐらいで十分」などと妥協しない)

 

  ・継続のためのしくみづくり(週に1度定まった曜日・時間を5S活動の日とする、

 

しかるべき立場の人がパトロール、チェックするしくみを作るなど)

  

ここまで読まれて「たかが5S」というようなものではなく、それなりにハードルの高い課題であることが理解いただけたのではないでしょうか。

 

福岡県中小企業振興センターでは、皆様の5S活動について、経験豊富なアドバイザーを派遣して、上記のようなしくみづくりをお手伝いしています。

 

人手不足が叫ばれている昨今、現場の改善活動に徹底的に取り組み、「当社は決して3Kではないよ!」と若い方々にアピールできるような職場(社風)づくりに取り組んでみませんか。

 

それでは、また来月。